死んでやるって脅すやつ程死なないもんさ。
なんでかって?
自分が可愛いからだよ。
ぷつっと音をたてて無残にも切られた電話に、
私は流していた涙も止まる勢いで放心していた。
なに?なんでそんなこというの?
私のこと好きじゃないの?
私が死んでもいいの?
なんで?
じわじわと再び溢れてきた涙に視界を奪われる。
歪む視界に震える指先。
握ったカミソリを腕にあてて、動かそうとするたびに冷えた汗が背中を伝った。
そして小さなミミズ張れに血が滲んだ時点で私は満足した。
死ねないんじゃない。
あんたのために死ぬのは馬鹿らしいと思ったからよ。
あんたにそんな価値ないって分かったもの。
私はこんなにも傷ついてるのにあんたは捨てた。
あんた一生私以上の女には出会えないんだわ。
いい気味ね。
あんたよりいい男なんてたくさんいるのよ。
せいぜい後悔することね。
「なんて思ってんだろうなぁあいつの事だから」
ふっと息を漏らして、俺はアドレス帳から元彼女の名前を消した。
電子音を最後に消えた名前をもう聞く事はないのよう祈る。
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なんかテレビの見過ぎだよなぁとおもた。
こんな女イヤだなぁと思いつつ書いてたらイライラしました(笑)
腕鈍ったなぁ私。
前より文章力なくなってる気が……。